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📚 MyDNS.jp × Brevo 連携・ドメイン認証構築

独自ドメインでBrevo(外部SMTPリレー)を使い、世界中に信頼されるメールを送るための初期設定〜認証完了まで

Brevo MyDNS.jp SPF / DKIM / DMARC

本資料は、独自ドメイン your-domain.mydns.jp を使用し、Brevo(外部リレーサーバー)を介して世界中に信頼されるメールを送信するための、初期設定から認証完了までの全工程を記録したものです。

目次

  1. 1. 事前準備:Brevoアカウントの新規登録
  2. 2. Brevoへのドメイン登録と認証コードの取得
  3. 3. 【最重要】MyDNS.jp管理画面への登録
  4. 4. 設定の最終確認と認証完了
  5. 5. 本ガイドのまとめと運用後のメリット
  6. DNS浸透の自己確認方法
  7. 実機で確認したDNS設定

1. 事前準備:Brevo アカウントの新規登録

まず、メール配送の基盤となる Brevo サービスへ登録します。

  1. 公式サイトへアクセス:https://www.brevo.com/
  2. 新規登録:画面右上の [Sign up free] ボタンをクリックします。
  3. 情報の入力:メールアドレスとパスワードを入力します。

    注意

    現在、Brevoはスパム対策のため、Gmail等のフリーメールでの登録を制限する場合があります。エラーが出る場合は、既に受信ができている独自ドメインのメールアドレス(例:your-account@your-domain.mydns.jp)を使用してください。

  4. 本人確認:登録したアドレスに届くメール内のリンクをクリックし、アカウントを有効化します。
  5. プロフィール設定:氏名、会社名(個人名で可)、住所等を入力し、プラン選択画面で [Free(0円)] を選択してダッシュボードに入ります。

2. Brevo へのドメイン登録と認証コードの取得

次に、Brevoへ「このドメイン(your-domain.mydns.jp)は私のものです」と認識させます。

  1. 設定画面へ移動:左側メニューの [Settings] ➡ [Senders, Domains, & Dedicated IPs] をクリックします。
  2. ドメインの追加:上部タブの [Domains] を選択し、青い [Add a domain] ボタンをクリックします。
  3. ドメイン名入力:your-domain.mydns.jp を入力し、[Save] をクリック。
  4. 認証方法の選択:「Authenticate the domain yourself(自分でドメインを認証する)」を選択して [Continue] を押します。
  5. レコードの表示:画面に「Update your email domain provider」という表が表示されます。ここに MyDNS.jp に入力すべき「宝の地図(DNSレコード)」が表示されています。この画面を開いたまま、MyDNS.jp の操作へ進みます。

3. 【最重要】MyDNS.jp 管理画面への登録(書き写し完成表)

Brevoの画面に表示された情報を、MyDNS.jp の [DOMAIN INFO] 画面に1行ずつ丁寧に入力します。この8行が揃うことで、最強のメール要塞が完成します。

Hostname(名前)Type(種別)Content(値/文字列)役割と仕組み
wwwA(あなたの現在のIP)Web用:自分のHPを公開するための住所設定です。
mailA(あなたの現在のIP)メール用:メールを送受信するサーバー自体の住所です。
(空欄)MXmail.your-domain.mydns.jp.郵便受け:@your-domain.mydns.jp 宛を mail サーバーへ届ける指示です。
(空欄)TXTbrevo-code:xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx所有権確認:「このドメインは私の物だ」とBrevoに証明するコードです。
(空欄)TXTv=spf1 include:spf.sendinblue.com -allSPF:「Brevoが私の代わりに送ることを許可する」という許可証です。
brevo1._domainkeyCNAMEb1.your-domain-mydns-jp.dkim.brevo.com.DKIM(1):改ざん防止の実印1つ目。Brevoへ実印管理を委託します。
brevo2._domainkeyCNAMEb2.your-domain-mydns-jp.dkim.brevo.com.DKIM(2):電子実印2つ目(予備用)。安全性をさらに高めます。
_dmarcTXTv=DMARC1; p=none; rua=mailto:rua@dmarc.brevo.comDMARC:偽物が届いた際の報告先。監視と信頼性向上のための最終防御です。

⚠️ MyDNS登録時の「絶対の注意点」

  • 最後のドット:MXとCNAMEの最後にある .(ドット)を忘れないでください。これがないと、MyDNSのシステムが正しい住所として認識しません。
  • Hostnameが「@」:MyDNSでは「空欄」のまま保存すると、自動的に「@」に変わることがありますが、それは正常な動作です。

4. 設定の最終確認と認証完了(最後のボタン)

MyDNS.jp 側で [CHECK] ボタンを押し、設定を保存した後の仕上げ作業です。

  1. 浸透時間の待機:DNSの設定がインターネット全体に広まるまで、最短15分〜最大1時間ほど待ちます。
  2. Brevoでの最終確認:先ほどの Brevo 画面(Authenticate your-domain.mydns.jp)の一番下にある [Authenticate this email domain](または Verify)ボタンをクリックします。
  3. 成功の証明:画面上の全ての項目(SPF, DKIM, Brevo-code等)の横に、緑色のチェックマーク(Authenticated)が付けば、ドメイン認証は完全に成功です。

5. 本ガイドのまとめと運用後のメリット

本手順を完遂することで、あなたのメールサーバーは以下の恩恵を受けます。

項目内容
信頼性Gmail, Yahoo, Hotmail などの大手プロバイダーから「このメールは正規の送信者から来たものだ」と100%認められます。
非汚染自宅の固定IPアドレスが汚れていなくても(ブラックリストに入りやすくても)、BrevoのクリーンなIPから送信されるため、受信拒否されなくなります。
保守性90日ごとのSSL証明書の更新とは別次元で、このDNS設定は一度行えば、ドメインを変えない限り一生使い続けられる資産となります。

DNS浸透の自己確認方法

Brevo側の [Authenticate] ボタンを押す前に、自分でDNSレコードが正しく浸透しているか確認したい場合は、以下のコマンドが使えます。

# SPF・所有権確認コードの確認
dig TXT your-domain.mydns.jp +short

# DKIMレコードの確認
dig CNAME brevo1._domainkey.your-domain.mydns.jp +short
dig CNAME brevo2._domainkey.your-domain.mydns.jp +short

# DMARCレコードの確認
dig TXT _dmarc.your-domain.mydns.jp +short

# MXレコードの確認
dig MX your-domain.mydns.jp +short

それぞれ期待通りの値が表示されれば、Brevo側の認証ボタンを押す準備が整っています。

実機で確認したDNS設定

2026年8月4日時点で、本サイトの実際のドメインのDNSレコードを確認しました。

$ dig CNAME brevo1._domainkey.your-domain.mydns.jp +short
b1.your-domain-mydns-jp.dkim.brevo.com.

$ dig CNAME brevo2._domainkey.your-domain.mydns.jp +short
b2.your-domain-mydns-jp.dkim.brevo.com.

$ dig TXT _dmarc.your-domain.mydns.jp +short
"v=DMARC1; p=none; rua=mailto:rua@dmarc.brevo.com"

$ dig MX your-domain.mydns.jp +short
10 mail.your-domain.mydns.jp.

実際にDNSへ問い合わせたところ、本資料に記載のレコードがすべて現在も正しく設定・浸透していることを確認しました。IPアドレスに関する古い記載もありませんでした。

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